よい避妊法を選んで

現在ある避妊方法は、さまざまな種類がありますが、どの避妊法にも長所と短所があって、どれがベストと決めることはできません。事情にあったものを、自分で考えて選びましょう。よい避妊法の条件としては、次のことが考えられます。

①避妊の確率が高いこと。
②体に害がないこと。
③性感を害さないこと。
④万が一妊娠したとき、胎児に影響がないこと。
⑤避妊をといたとき、妊娠能力が回復すること。
⑥費用があまりかからないこと。

しかし、現実にはこのような条件すべてを満たす避妊方法はみつかりません。場合によっては、1種類だけでなく、いくつかの避妊法をくみあわせることも必要でしょう。自分のライフスタイルに合うものをさがしてください。たとえば、コンドームはたいへん避妊効果が高いですが、男性が嫌がる場合は別の避妊法を考えなくてはなりません。また、一度間違った避妊法を覚えてしまうと、思い込みから避妊に失敗することもあります。「膣外射精をすれば妊娠しない」「続けて2回する場合は、2回目は精子が薄くなっているから大丈夫」などという根拠のないデマを信じている男性は、案外多いものです。

性感染症を防ぐという観点もぜひ忘れてください。不特定多数と関係を持った場合にだけ、性感染シィうになるわけではありません。たとえ相手が1人でも、その相手に感染症があれば、感染する確率は非常に高くなってしまいます。

男性が避妊をいやがるからといって、望まない妊娠をしていいというわけではありません。女性側にできる避妊をした上で、男性にコンドームをつけてもらうなど、用心して、しすぎということはありません。避妊は生む性である女性が、意識的に取り組んでほしいものです。